首こり解消!【首の横から前にかけてのつらさ】の原因と自宅での治療法

0:00前置き 3:39今回の説明 5:19治し方

7:02治ったかどうか検査 9:02アドバイス



首こり解消!【首の横から前にかけてのつらさ】の治療法

首が痛む・こる箇所

この記事は 首から鎖骨の方まで辛くなっている 方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。

■もくじ

1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

3. まとめとワンポイント

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。



1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

首の横から肩にかけて筋肉がたくさん通っています。

胸鎖乳突筋・斜角筋の説明


レントゲンやMRIやCTなどの検査をしても『脳内や内臓の異常』などが見つからないのに肩から鎖骨の方まで辛い・こっている場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。




2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

〈原因①〉筋肉が炎症をおこしている。

何かのひょうしに首の筋肉が炎症をおこしてしまうことがあります。

この場合は冷やして炎症を治さないといけません。

炎
『炎症反応』というのは、体の中で火事がおきている状態です。

【治し方①】

まず自宅で横になって寝てみて下さい。

まったく動かない安静状態でも『ズキズキ』とか『ドクンドクン』などと、うずいていたら炎症があります。

ビニール袋に氷と水を入れて(氷枕などでも良いです)、それをタオルで包み、首の横を20分間ほど冷やします。 

アイシングの詳しい説明はこちら

アイシング






〈原因②〉 筋肉が疲れこわばって硬くなっている。

日常生活の中、知らないところで首や鎖骨まわりの筋肉は使われ疲れています。筋肉はほぐさないでいるといつの間にか、こわばって硬くちぢんでしまいます。

斜角筋隙と神経・血管

さらに首の横の筋肉はトンネル構造になっていて、その間を血管や神経が通っています。

この首の横の筋肉がこわばってしまうと、筋肉のこわばりで首の横や鎖骨の方もだるいし、血管・神経を圧迫していや~な感じの違和感 がおこってきます。

首~鎖骨にある筋肉達をほぐして『筋肉じたいを柔らかくする』と、『だるさと違和感』が同時に解消されます。



【治し方②】(炎症がある場合はやめておきます)

〈例として左側の肩をほぐしていきます〉

斜角筋・胸鎖乳突筋のゆるめ方

① 右手の指で左の鎖骨の上の筋肉をしっかり押します。

② 左腕を曲げ、上下に動かします。

 40~50回ほど動かしたら終了です。

③ 右手の押す位置を少し内側にずらしてもう一度①②をおこないます。

斜角筋・胸鎖乳突筋の治療位置

※なぜこれで良くなるかの詳しい説明はこちら








3. まとめワンポイント

首の横の筋肉がこわばってしまうと、『腕のシビレ』『腕のあげづらさ』『頭痛』『肩こり』などもおこってしまいます。

疲れたら筋肉をほぐしてあげましょう。







2021年1月9日首の痛み【治療法】