【ぎっくり腰の時・腰が痛い時】の起きあがり方・立ち方
この記事は『ぎっくり腰』になってしまった方や『腰痛』がある方の動作について説明しています。
1. イスから立ちあがる時
2. ベッドから起きあがる時
3. 布団から起きあがる時
4. まとめとワンポイント
・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。
【ぎっくり腰の時・腰が痛い時】の起きあがり方・立ち方
1. イスから立ちあがる時
悪い立ちあがり方
腰が痛い時に立ち上がろうとすると、写真のように下を向いて手の力で立ち上がろうとしがちです。
これでは腰が丸くなり無理な荷重がかかり、かえって負担をかけてしまいます。
良い立ちあがり方
①顔は斜め上を向く
②手の力で膝を押してよいが、顔は上を見たまま立ちあがる
③すると背中がまっすぐのままで立ちあがれるので、腰の負担を少なくすることが出来ます。
2. ベッドから起き上がる時
悪い起きあがり方
腕と腹筋の力を使ってまっすぐに起きあがると腰へ負担をかけてしまいます。
(腹筋を鍛える為まっすぐに起きよう)と思うかもしれませんが、腰が悪い場合はマイナス面の方が多くなります。
良い起きあがり方
②まず膝を曲げます。
③横を向いて ④足をベッドのヘリに
⑤腕の力で横向きに起きます。
ここから立ちあがる場合は、『イスから立ちあがる時』と同じように行います。
3. 布団から起き上がる時
悪い起きあがり方
ベッドの時と同じで、腕と腹筋の力を使ってまっすぐに起きあがると腰へ負担をかけてしまいます。
良い起きあがり方
②まず膝を曲げます。
③横を向いて ④腕の力で横向きに起きます。
⑤正座から ⑥膝立ちになります。
⑦上をむいて左に体重をかけ、右足を出します
⑧上を見ながら立ち上がります。
4. まとめとワンポイント
腰が辛いときに床から起きあがるのは大変です。
とくにギックリ腰の時は無理をしないで下さい。