頭痛が続く!【頭の後ろ】が痛い時の自宅での治し方 (きんちょう型頭痛)
頭痛が続く!【頭の後ろ】が痛い時の自宅での治し方
この記事は 頭の後ろが痛くなっている 方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。
1. 痛みがでる場所の『まわりのメカニズム』の説明
2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明
3. まとめとワンポイント
・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。
1. 痛みがでる場所の『まわりのメカニズム』の説明
頭の後ろにはいくつかの筋肉があります。
これらの筋肉群は背骨と頭蓋骨をつないでいます。
レントゲンやMRIやCTなどの検査をしても『脳出血・腫瘍・ヘルニア』などの異常が見つからないのに頭の後ろが痛い場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。
2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明
〈原因〉 筋肉が疲れこわばって硬くなり柔軟性が無くなってしまっている。
スマホ・デスクワーク・編み物・料理など、下を向いて長い時間すごすと首の筋肉は疲れ果ててしまいます。それを何日も続けていると筋肉がこわばってしまいます。
こわばった筋肉は頭蓋骨をひっぱってしまい、痛みが出てきます。
これは『筋緊張性頭痛』と呼ばれるもので、治すにはこわばった筋肉をほぐさなければいけません。
【治し方】
① 雑誌を壁ぎわに重ねて置きます。(例として週刊少年ジャ〇プを重ねています)
② この雑誌の一番上のカドに頭の筋肉が密集している所を当てます。
③ 少し右を向いて頭をかたむけて、筋肉の右側を当てたらそのまま3分以上のんびりとします。
④ 最初は痛いですが段々と痛みがやわらいでいきます。(スマホを見たり本を読んでいても構いません)
押されている痛みがやわらいでくるか、3分以上たったら終了です。
⑤ 反対側も行います。少し左を向いて筋肉の左側を当てます。
・雑誌の高さはその人の体の大きさによって違うので調節して下さい。
身長176㎝の僕は、週刊少年ジャ〇プを8冊(約23㎝)がちょうど良い高さです。
一番上の本はある程度 カド があるものが望ましいです。(カドが丸すぎると上手く筋肉を押すことが出来ません)
注意:首の真ん中は骨があるので圧迫してはいけません。本にあてるのはあくまで左右の筋肉の部分です。
3. まとめとワンポイント
この治療をやった後に、【頭のあちこちが痛い時の治し方】もやってみて下さい。多くの人がセットで行うことで頭痛が軽減されています。
他の頭痛の場合はお風呂で温めるのは良いとは限らないのですが、この『きんちょう型の頭痛』はお風呂で首までつかって温めることが効果的ですので、入浴のさいには試してみて下さい。 ※お風呂の入り方
※『ヘルニア・脊髄症・後縦靭帯骨化症』などの首の重い病気をかかえている方は、この雑誌を使った【治し方】は無理にやらないで下さい。筋肉がほぐれる前に他を痛めてしまう可能性があります。