肩こり解消!【冷房と保冷剤で体を冷やす時の注意点】

冷房の部屋

この記事は、肩こりが辛い人の『夏の体の冷やし方』について説明しています。

■もくじ

1.『肩こりのメカニズム』の説明

2. 体を冷やす時の注意点

3. まとめとワンポイント

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。



肩こり解消!【冷房と保冷剤で体を冷やす時の注意点】

1. 『肩こりのメカニズム』の説明

首・肩にはたくさんの筋肉があります。

僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋・菱形筋・板状筋
後頭下筋群・頭半棘筋

筋肉は温かくなるとのび、冷たくなるとちぢむ性質があります。

ちぢみ過ぎた筋肉は『こり』となり私たちを苦しめます。




2. 体を冷やす時の注意点

保冷剤で冷やす

首の冷却

夏は寝苦しい夜などがあり、保冷剤ほれいざいなどで首や肩を冷やしたい気持ちになります。

しかし肩コリがある人は首や肩を冷やすと筋肉がちぢまってしまい、熱が下がったのはいいけど次の日に肩こりが悪化したという目にあいやすいです。

夏の暑い日に体を冷やしたいなら、首や肩を冷やすのではなく『脇の下』を冷やすようにしましょう。

脇の下は大きな動脈が通っているのでここを冷やすと熱をうまく下げることが出来ます。

冷却するポイント



エアコン・扇風機で冷やす

エアコン・扇風機

同じように冷房で部屋が涼しくなっている時も、肩こりが辛い方は首肩だけは冷やしすぎないよう注意して下さい。

ネックウォーマーなどを使うのも良い方法です。

とくにエアコンや扇風機の冷たい風が、夜の間ずっと上半身に当たっている状態はさけましょう。








3. まとめワンポイント

冷房の効いた部屋で寝る場合は『お腹が弱い人は、お腹を冷やさないよう』に『足がつりやすい人は、足を冷やさないよう』に『肩こりが辛い人は、首肩を冷やさないよう』にしましょう。







2020年11月19日肩の痛み【治療法】