肩こり解消!【首から肩まで痛い人】の自宅での治し方

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10:43治ったかどうか検査 11:36アドバイス



肩こり解消!【首から肩まで痛い人】の自宅での治し方

肩が痛む・こる箇所

この記事は 首から肩までが痛くなっている・こり過ぎている 方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。

■もくじ

1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

3. まとめとワンポイント

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。



1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

首から肩にかけては大きい筋肉がついています。

僧帽筋の説明


レントゲンやMRIやCTなどの検査をしても『脳内や内臓の異常』などが見つからないのに首から肩までが痛い・こっている場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。




2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

〈原因①〉筋肉が炎症をおこしている。

何かのひょうしに首肩の筋肉が炎症をおこしてしまうことがあります。

この場合は冷やして炎症を治さないといけません。

炎
『炎症反応』というのは、体の中で火事がおきている状態です。

【治し方①】

まず自宅で横になって寝てみて下さい。

まったく動かない安静状態でも『ズキズキ』とか『ドクンドクン』などと、うずいていたら炎症があります。

ビニール袋に氷と水を入れて(氷枕などでも良いです)、それをタオルで包み、首肩を20分間ほど冷やします。 

アイシングの詳しい説明はこちら

アイシング






〈原因②〉 筋肉が疲れこわばって硬くなり柔軟性が無くなってしまっている。

スマホ・デスクワーク・編み物・料理など、下を向いて長い時間すごすと首の筋肉は疲れ果ててしまいます。それを何日も続けていると筋肉がこわばってしまいます。

それ以外にもストレスや血行不良など肩の筋肉には大きな負担がたまりやすいです。

僧帽筋・後頭下筋などの緊張

こわばった筋肉は『こり』となり辛くなってきてしまいます。

この肩こりを治すには、こわばった筋肉をほぐさなければいけません。




【治し方②】(炎症がある場合はやめておきます)

後頭部の筋群のほぐし方①

① 雑誌を壁ぎわに重ねて置きます。(例として週刊少年ジャ〇プを重ねています)

② この雑誌の一番上のカドに頭の筋肉が密集している所を当てます。

後頭部の筋群のほぐし方②

③ 少し右を向いて頭をかたむけて、筋肉の右側を当てたらそのまま3分以上のんびりとします。

④ 最初は痛いですが段々と痛みがやわらいでいきます。(スマホを見たり本を読んでいても構いません)

 押されている痛みがやわらいでくるか、3分以上たったら終了です。

⑤ 反対側も行います。少し左を向いて筋肉の左側を当てます。


・雑誌の高さはその人の体の大きさによって違うので調節して下さい。

 身長176㎝の僕は、週刊少年ジャ〇プを8冊(約23㎝)がちょうど良い高さです。

・一番上の本はある程度 カド があるものが望ましいです。(カドが丸すぎると上手く筋肉を押すことが出来ません)

本の種類


注意:首の真ん中は骨があるので圧迫してはいけません。本にあてるのはあくまで左右の筋肉の部分です。

後頭部筋群をほぐすポイント

※なぜこれで筋肉がのびるかの説明はこちら








3. まとめワンポイント

・まれに肩のまわりに炎症がある人がいます。そのケースは冷やさなければいけないです。

 しかし基本的には『肩こり』は温めます。

 まず自分で『炎症があるのか無いのかの見わけ方』を覚えて、それ以外の時はゆっくりと肩までお風呂につかって温めるようにしましょう。

自宅で炎症があるのか無いのか確認する方法はこちら



『ストレートネック』の方はこの【治し方②】を行っても大丈夫ですが、『ヘルニア・脊髄症けいずいしょう後縦靭帯骨化症こうじゅうじんたいこっかしょう』などの首の重い病気をかかえている方は、無理にやらないで下さい。





2024年3月30日肩の痛み【治療法】