うでの痛み!【腕の後ろ(三頭筋)が辛い時】の自宅治療法とストレッチ

0:00前置き 2:29今回の説明 4:25治し方

6:59治ったかどうか検査 9:05アドバイス



うでの痛み!【腕の後ろ(三頭筋)が辛い時】の自宅治療法

腕が痛む箇所

この記事は 腕の後ろが痛い・おもだるい 方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。

■もくじ

1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

3. まとめとワンポイント

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。



1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

腕で何かを押す時・腕立てふせの時には『腕の後ろ側の筋肉』が働いています。

上腕三頭筋の説明図

レントゲンやMRIをとって『肉ばなれ』や『けん損傷そんしょう』などの異常がないのに、痛くおもだるい場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。



2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

〈原因①〉筋肉が炎症をおこしている。

何かのひょうしに腕の筋肉が炎症をおこしてしまうことがあります。

この場合は冷やして炎症を治さないといけません。

炎
『炎症反応』というのは、体の中で火事がおきている状態です。

【治し方①】

まず自宅で横になって寝てみて下さい。

まったく動かない安静状態でも『ズキズキ』とか『ドクンドクン』などと、うずいていたら炎症があります。

ビニール袋に氷と水を入れて(氷枕などでも良いです)、それをタオルで包み、腕を20分間ほど冷やします。 

アイシングの詳しい説明はこちら

アイシング






〈原因②〉 たくさん腕を動かしたり作業をしたりして、腕の筋肉が疲れこわばって硬くなり柔軟性が無くなってしまっている。

この場合はストレッチをして筋肉をほぐし柔軟な状態を作っていくことが必要です。


【治し方②】(炎症がある場合はやめておきます)

〈左腕を治す場合を例とします〉

上腕三頭筋のほぐし方

左腕の後ろを右手でつかみ、右の人差し指・中指・薬指などでしっかりと筋肉を押さえます。

押さえたまま、左の肘を曲げたりのばしたり繰り返します。(50~60回くらい)

深呼吸して終了です。


※右手はしっかりと押さえますが、肘の曲げのばしはゆっくり気楽にやって下さい。

※なぜこれで良くなるかの詳しい説明はこちら


押すポイントはこのあたりです つらい時は何か所かやってあげても良いです。

三頭筋治療ポイント





【治し方③】(炎症がある場合はやめておきます)

上腕三頭筋ストレッチ

左手を右の肩の方へとのばします。

右腕を前にクロスして、右腕でしっかりと引きよせます。

そのまま2~3分ほどストレッチを行ったら終了です。

※ストレッチのくわしいやり方についてはこちら








まとめワンポイント

ストレッチはめんどくさいものなので、テレビや動画でも見ながらのんびりと行って下さい。







2021年1月9日肘まわりの痛み【治療法】