腰が痛い!【お尻のほっぺ】の自宅治療法とストレッチ

0:00前置き 3:21今回の説明 4:50治し方

10:21治ったかどうか検査 14:06アドバイス



腰が痛い!【お尻のほっぺ】の自宅治療法

腰が痛む箇所

この記事は お尻のほっぺの部分が痛く・おもだるく なっている方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。

■もくじ

1. 痛くおもだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

3. まとめとワンポイント

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。



1. 痛くおもだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

お尻の筋肉は層になっています。

浅い層には大きな筋肉がで~んと広がっています。深い層には六本のロープのような筋肉があります。

大殿筋・外旋六筋

レントゲンやMRIをとって異常がないのに痛くおもだるい場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。



2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

〈原因①〉筋肉が炎症をおこしている。

何かのひょうしにお尻の筋肉が炎症をおこしてしまうことがあります。

この場合は冷やして炎症を治さないといけません。

炎
『炎症反応』というのは、体の中で火事がおきている状態です。

【治し方①】

まず自宅で横になって寝てみて下さい。

まったく動かない安静状態でも『ズキズキ』とか『ドクンドクン』などと、うずいていたら炎症があります。

ビニール袋に氷と水を入れて(氷枕などでも良いです)、それをタオルで包み、お尻を20分間ほど冷やします。 

アイシングの詳しい説明はこちら

アイシング






〈原因②〉 お尻の浅層せんそうの筋肉が疲れこわばって硬くなってしまっている。

日中立ったり座ったりして活動しているあいだ筋肉はずっと働いています。それを何時間も何日も何カ月も続けていると筋肉がこわばり硬くなってちぢまります。そして痛くなってきます。

こわばった筋肉はほぐしてのばさなければいけません。



【治し方②】(炎症がある場合はやめておきます)

大殿筋ほぐし方

まずは浅い層の筋肉です。うえむきに寝転がります。

お尻の下にテニスボールを入れます。

そのまま体重をかけてのんびりと過ごします。最初は痛く感じますが、2~3分位たつと筋肉がほぐれてきて痛みがなくなってきます。

(なんだかマヒして痛くなくなってきたなぁ)と思う感じで正解です。

※なぜこれで筋肉がのびるかの説明はこちら


大殿筋のポイント

時間に余裕がある時は、場所をかえてお尻のほっぺの色々な所をほぐしていきましょう。一か所につき2~3分くらいやるので、一度にできない時には日を分けて行ってもかまいません。

(やるのはあくまでお尻の筋肉の部分だけです。骨の所は避けます)







〈原因②〉 お尻の深層しんそうの筋肉が疲れこわばって硬くなってしまっている。

【治し方(炎症がある場合はやめておきます)

外旋六筋ストレッチ①

次のストレッチです。

あぐらをかくようにして、左足を右太ももの上にのせます。

左膝を上から軽く押して、体を丸くします。

(この時に左のお尻に効いているようだと上手くできています。びみょうに動かしてお尻に効く体勢を作って下さい)

無理をせず弱めにのばし静止します。2~3分ほど待ったら終了です。

※ストレッチのくわしいやり方についてはこちら







【治し方(炎症がある場合はやめておきます)

外旋六筋ストレッチ②

次のストレッチです。

左膝を曲げて倒し、前に体を傾けていきます。

(この時に左のお尻に効いているようだと上手くできています。びみょうに動かしてお尻に効く体勢を作って下さい)

無理をせず弱めにのばし静止します。2~3分ほど待ったら終了です。








3. まとめワンポイント

深い層の筋肉は何本もあるので筋肉をのばす方向が変わり、ストレッチのやり方が分かれています。

【治し方③】【治し方④】はどちらかやりやすい方だけでも構いません。膝などを痛めている方は無理をしないで下さい。







2021年1月7日腰・骨盤の痛み【治療法】