【ストレッチポール】の使い方
この記事は背中の筋肉をやわらげるための『簡単で効果的なストレッチポールの使い方』について説明をしています。
1. 疲れやすい背中の筋肉
2. 五分寝ればOK!自宅で出来る使い方
3. まとめとワンポイント
・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。
〈簡単!〉背中の筋肉をやわらげる【ストレッチポール】の使い方
1. 疲れやすい背中の筋肉
背中にはたくさんの筋肉があります。
筋肉は層になっていて左右にのびている筋肉もあれば、上下にのびている筋肉もあります。
背中は姿勢を維持する筋肉が多く、普通の生活をしているだけでも疲れてこわばっていることが多いです。
筋肉をのばしてやわらかくする方法の一つに『ストレッチ』があります。
ストレッチとは体勢を変えることで筋肉をのばす方法です。
ストレッチポールはのばしずらい背中の筋肉をストレッチするのに適した器具です。
布団に横になっても背中の筋肉はのびません。
しかしストレッチポールに乗って寝ると、背骨が天井の方向に押され、腕は重さによって床の方向にいくので、背中の筋肉が引きのばされるのです。
2. 五分寝ればOK!自宅で出来る使い方
① ストレッチポール置きます。
② はじっこに座り、
③ 頭からお尻までがポールの上に乗るようにします。
膝はまげ、手は横におろします。この状態で五分ほど寝ているだけで筋肉がやわらかくなります。
④ もし余裕があればほんの少しだけ左右に揺れても良いです。
『円形』と『半円形』のどっちを買えばよいのか?
・『円形のストレッチポール』は半円形のものよりも高さがあるので、背中の筋肉が腕のほうへ引かれる距離も長くなり、しっかりと背中をのばすことが出来ます。
・『半円形のストレッチポール』は安定しているので使用中にすべり落ちることがなく、ご高齢の方も安心して使うことが出来ます。
タオルを筒状にして代用してもよいですが、タオルだとつぶれてしまい上手く筋肉をのばせない場合があります。
3. まとめとワンポイント
ストレッチポールは色々な使い方がありますが、ほかの動作はおまけのようなものです。
『腕の重さによって肋骨の間や背中全体をゆるめる』ということがストレッチポールの真骨頂であり、他の器具ではやりずらいところです。
つまりポールの上でただ寝ているだけでもこの器具を充分に活用しているといえます。