うでの痛み!【肘下の内側が辛い時】の自宅治療法とストレッチ

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8:06治ったかどうか検査 10:12アドバイス



うでの痛み!【肘下の内側が辛い時】の自宅治療法

腕が痛む箇所

この記事は 肘下の内側 (手のひら側) が痛い・おもだるい 方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。

■もくじ

1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

3. まとめとワンポイント

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。



1. 痛くだるい場所の『まわりのメカニズム』の説明

前腕ぜんわん (腕の肘より前の部分) には何本もの筋肉が集まっています。

筋肉を一本ずつ見ていくと『真ん中のふくらんだ部分』と『はじのスジになっている部分』があります。

前腕の筋肉の説明図

レントゲンやMRIをとって『肉ばなれ』や『けん損傷そんしょう』などの異常がないのに、痛くおもだるい場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。



2. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

〈原因①〉筋肉が炎症をおこしている。

何かのひょうしに腕の筋肉が炎症をおこしてしまうことがあります。

この場合は冷やして炎症を治さないといけません。

炎
『炎症反応』というのは、体の中で火事がおきている状態です。

【治し方①】

まず自宅で横になって寝てみて下さい。

まったく動かない安静状態でも『ズキズキ』とか『ドクンドクン』などと、うずいていたら炎症があります。

ビニール袋に氷と水を入れて(氷枕などでも良いです)、それをタオルで包み、腕を20分間ほど冷やします。 

アイシングの詳しい説明はこちら

アイシング






〈原因②〉 たくさん荷物を持ったり作業をしたりして、腕の筋肉が疲れこわばって硬くなり柔軟性が無くなってしまっている。

この場合はストレッチなどをして筋肉をほぐし柔軟な状態を作っていくことが必要です。



【治し方②】(炎症がある場合はやめておきます)

〈左腕を治す場合を例とします〉

前腕屈筋のほぐし方

左腕の筋肉のふくらみを、右の親指でしっかりと押さえます。

右手は押さえたまま、左の腕をドライバーを回すように何度も動かします。(50~60回くらい)

深呼吸して終了です。


※右手はしっかりと押さえますが、左手の回転動作はゆっくり気楽にやって下さい。

※なぜこれで良くなるかの詳しい説明はこちら


ほぐすポイント、冷やすポイント

アイシングをして『冷やす』場合は、炎症が起きているズキズキとうずく所です。

筋肉を押さえてほぐすポイントはここです。







【治し方③】(炎症がある場合はやめておきます)

前腕屈筋のストレッチ①

さらにストレッチをおこなっていきます。

左手のひらを前にむけて、右手で左指を押さえのばしていきます。(左の肘ものばします)

無理なく軽めにのばし2~3分ほど行ったら終了です。


前腕屈筋のストレッチ②
※ このように足などに手を置いてストレッチしてもOKです。







まとめワンポイント

前腕に炎症がおきている場合は【治し方①】のアイシングのみを行い、【治し方②③】はやめておきましょう。







2021年1月9日肘まわりの痛み【治療法】