腰が痛い！【腰の横から後ろにかけて】の自宅治療法と腰痛体操

0:00前置き　3:21今回の説明　4:45治し方

9:34治ったかどうか検査　13:19アドバイス

腰が痛い！【腰の横から後ろにかけて】の自宅治療法

この記事は 腰の横から後ろにかけて痛い・違和感がある 方へむけ、自宅で自分で今すぐ改善していける方法を説明しています。

・この記事を書いている僕は治療家歴14年。整体・整骨院経営。専門学校その他で手技講師として活動しています。

１. 痛く違和感がある場所の『まわりのメカニズム』の説明

腰の側面にも筋肉があります。これらがあることで体を捻ったり動いたりすることが出来ます。

『横から後ろにかけての大きい筋肉』と『真横の筋肉』があります。

レントゲンやMRIをとって異常がないのに痛かったり違和感がある場合は、次に説明する〈原因〉からきていることが多いです。

２. 一人でできる一番効果的な『治し方』の説明

〈原因①〉筋肉が炎症をおこしている。

何かのひょうしに腰の横の筋肉が炎症をおこしてしまうことがあります。

この場合は冷やして炎症を治さないといけません。

【治し方①】

まず自宅で横になって寝てみて下さい。

まったく動かない安静状態でも『ズキズキ』とか『ドクンドクン』などと、うずいていたら炎症があります。

ビニール袋に氷と水を入れて(氷枕などでも良いです)、それをタオルで包み、腰を２０分間ほど冷やします。　

※ アイシングの詳しい説明はこちら

〈原因②〉 筋肉が疲れこわばって硬くなり柔軟性が無くなってしまっている。

私達は日中活動しているあいだ気付かないうちにさまざまな動きをしています。

筋肉はずっと働いています。それを何時間も何日も何カ月も続けていると筋肉がこわばり硬くなってちぢまります。そして痛くなってきます。

こわばった筋肉はほぐしてのばさなければいけません。

【治し方②】(炎症がある場合はやめておきます)

寝転がって横になり上の足を前にまげます。

左手の親指で左腰の筋肉を押します。最初はかなり痛いかもしれません。じっと押し続けて待つとだんだんと痛みがやわらいできます。

２～３分ほどしたら完全に筋肉はほぐれてのびています。

※なぜこれで筋肉がのびるかの説明はこちら

押す位置はこのあたりです●。　骨盤こつばんの骨のラインのすぐ上です。あくまで筋肉を押してほぐす治療なので骨は押しません。

押すポイント●を何か所かやってあげるとかなり楽になると思います。

【治し方③】(炎症がある場合はやめておきます)

次は側屈そっくつするストレッチ法です。

足を開き上半身を斜め前にたおします。(足はがんばって開かなくてもOKです)

無理をせず弱めにのばし、２～３分ほど待ったら体をまっすぐにもどします。

※ストレッチのくわしいやり方についてはこちら

３. まとめとワンポイント

親指で押していくのですが、手が疲れたら無理をしないでください。

よくある話なのですが「腰は治ったけど手が痛くなった」のではいけません。

親指のかわりに指圧棒などの器具を使ってもOKです。

※ この症状が出やすい方の腰痛体操として、お尻の深層の筋肉のストレッチをおこなうとさらに効果的です。